宣伝に役立つ「3Bの法則」を徹底解説

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好感度の高い宣伝物を作りたいのですが、どういうもの作れば良いですか?

3Bの法則を知っておきましょう。これは知らないと損するレベルの法則です。
あ、3Bって言っても、金八先生のクラスじゃないし、鉛筆の芯の硬さでもないですからね。

3Bの法則なんて言葉、普通は聞いたことないと思います。
世の中には、マーフィーの法則、引き寄せの法則、AIDAの法則などいろんな法則がありますが、実は3Bの法則はロゴのみならず、そこらじゅうの宣伝物などに利用されまくっているものです。

宣伝物を制作する上で、基本的な知識です。
広告・宣伝業界の3Bとはこの3Bの法則のことです。
3Bとは、3つのBの英語の頭文字のこと。

✅ 美人(Beauty)
✅ 赤ちゃん(Baby)
✅ 動物(Beast)

これらの要素を使うことで人目を引いて好感を持たれるのです。

私の中では、3Bの法則は言葉を使わない印象操作テクニックだと思っています。

昔からマーケティング、広告ビジネス、広告デザインの世界では常識とされている法則です。
人間として理屈抜きに感じるものであり、本能的なものだと言えるでしょう。

ところで広告って何なのかというと

広告とは情報に付加価値を与えてパワーを与えて表現すること

ということになります。

まさに3Bの法則そのものですね。

この法則ってようするに人間の本能的な習性を利用したものです。
こういうことを応用していかないと良い宣伝物は作れません。

テレビCMなど、しっかり注意してご覧ください。

美男・美女のタレントやモデルが起用されていますよね?
(美人以外にも美しい景色などもこれに当たると思いますが、景色とかは人に比べて訴求力が弱いです)
赤ちゃんの姿、よくCMで見ませんか?
つい表情が緩んでしまいますよね。
犬や猫など愛らしい動物は、いつの世の中もCMで起用されていますね?
ソフトバンクといえば白い犬。ミッキーマウスも動物です。

このように3Bの法則は、世の中の広告、テレビCM、その他あらゆる商業コンテンツで利用されているです。
これを使えるのなら戦略的に使わないと損ですよね。

あなたが商売をやっていたとして、3Bの法則を利用していないのであれば、利用することでより優位にビジネスすることができるでしょう。

ちなみに当事務所では、動物(Beast)のキャラクターを作るのが得意にしています。
よく私も積極的にロゴなどを提案をしています。

私が作ったキャラクターがきっかけでジャケ買いしていただいたとか、ロゴから興味を持ってお店に入店したという話も聞いたことがありますが、そういうエピソードは最高に嬉しいですね。

広告を作る時、お客様の好感度、売り上げ、集客などに寄与するものを作らなければなりません。
提案する時、納得していただくために、その理由づけや根拠が必要となります。
3Bの法則は、そこらじゅうに実績のあるわかりやすい根拠です。

ちなみに私が根拠を説明しなくても、ほとんどのケースで、お客様はモノをみただけで「これ、いいね」と納得していただけます。
つまり法則の効果で本能的に良いものと判断されるのでしょう。

視覚で本能に訴えて行動・決断させる

宣伝物デザインの醍醐味とは、こういうところなのではないでしょうか?

3Bの法則は、あくまで宣伝手法の一例です。
実際に私が行う制作の現場では、他の宣伝手法やマーケティング、心理学などの方法を組み合わせていきます。
そして、ターゲットの心に刺さる良質な宣伝物作りを心がけています。

美しいけど集客に寄与しなければ、ただの絵です。
宣伝の本質や手法を知らずして、売上に寄与するデザインは作れないと考えます。

「3Bの法則」は、マーケティングだけじゃなく、デザインやイラストレーターをやりたい方には、知っておいた方が良い基本的な知識です。

目次

3Bの法則の例

最後に、わかりやすく代表的な例を挙げてみます。

BEASTの事例

ミッキーマウス、ドナルドダック、ポケモンなどのキャラクターは、Beastを使った3Bの法則ですね。

あと、個人的に好きなのが、私は猫を飼っているので「窓を考える会社」でおなじみのYKKのCMが大好きです。これも3Bの法則です。

TwitterやInstagramで猫や犬などの動画や写真だけを掲載するだけで、たくさんのフォロワーを集める手法がありますが、それも3Bの法則そのものです。

ヤマト運輸の黒猫のCMも同様です。

BEAUTYの事例

化粧品やファッションは、ほぼほぼ美女を起用します。

資生堂のような化粧品やシャンプーを扱う会社なので、女性が憧れる「美」の欲望を創出していきます。CMで美の基準を作っていき、一般人もそこに近づきたいという欲望ができていくのでしょう。

大昔から手法は同じで、起用するタレントが変わっていきます。

BABYの事例

かなり前ですが、車のCMで子供店長ってのもありましたね。
これも3Bの法則のBABYを利用しています。
これも昔から同じ手法が用いられますが、かわいらしい子供に対して嫌な感情を抱く大人はほとんどいないからです。

BABYとBEASTを組み合わせた事例

古いですが、布亀の救急箱のCMは赤ちゃんとヒヨコを組み合わせた3Bの法則の合わせ技。
反則級ですが、ここまでいくと、ついつい笑みがこぼれてしまい、お手上げですね。
これだけやられたら好感度のバロメーターが上がりっぱなしになってしまいます。

最後に

このように3Bの法則を利用すると、顧客や見込み客に対して好感を持たれた方が、商売しやすくなります。

人間が本能的に受け入れる3つの要素ってことで、クライアントを説き伏せるための説得材料としても使えますね。

当然、当事務所でも3Bの法則を利用して各種宣伝物を手がけております。

あらゆる宣伝の反応率が、ぜんぜん違ってきますので、集客にお悩みの方は検討してみる価値はあります。

安易で効果的な手法であるがゆえに、悪用されているのも事実。
あなたが消費者の立場としても、3Bの法則を知ることで、騙されないようにしましょう。

集客できるホームページを作る時にも、この考えを活かしてもらえらばと思います。

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