商売の鉄則とは?失敗しないために知っておきたいこと

この記事にはプロモーションが含まれます。

これから商売をはじめようと思ってるんだけど、何を売ったらいいですか?

中小企業白書によると、以下のような廃業率が出ています。

個人事業主
・1年 37.7%
・3年 62.4%
・10年 88.4%

法人の廃業率
・1年 20%
・10年 64%

廃業する理由はそれぞれですが、商売って厳しいことなんだなとわかります。

私は20年自営業をやってきて、ウェブ制作の仕事を通じていろいろな商売に関わってきましたので、自信を持っていえます。
商売を長く続けるための要であり、商売をはじめる前から知っておくべきことです。
商売の鉄則とは、

売れるものを売ること

一言でいうとこれに尽きますね。
商売をはじめる前にこれに気がついている人って、意外と少ないんじゃないかと思います。頭がいいとか、勉強ができるとか、知識があるとか、そういうのじゃない。

これさえわかって愚直に行動をしていれば、廃業する確率は少なくなります。

目次

自分の売りたいものが、お客さんの欲しがっているものとは限らない

当たり前すぎて気づかないというか、気づかなくなるというか。
渦中にいると、見えなくなってしまうのが、この鉄則。

いざ自分で商売をしてみると自分の考えが中心になってしまい、見えなくなってしまう。
お客さんに喜んでもらわないと、売上なんて作れないのに、お客さんじゃなく自分の考えが中心になってしまう。

自分が売りたいものを頑張って売ろうとして空回りします。
自分の売りたいものが、お客さんの欲しがっているものとマッチしているとは限りません。

「売れるものを売ること」をもっと分解すると
「お客さんが欲しいものがあって、それを見つけて仕入れるか作って、適切な方法でコミュニケーションして売ること」

なお、これらがあると売れるを実現しやすくなります。

  • たくさんの人が欲しがる魅力の強い商品
  • 自分の信用力を生かした営業網
  • 商品の魅力を補うセールス手法

お客さんは、欲しくないものは絶対に買ってくれません。
もし、お客さんが欲しいものを持っていたとしても、欲しいタイミングじゃなかったら買ってくれないし、どこに売ってるのかわからなかったら買ってくれないし、嫌いな人から買ってくれないし、値段が適切じゃなかったら買ってくれない。

なぜ、こういうことを書いているのかというと、自分もこういう勘違いをしてしまっていたからです。あの時、なんで失敗したのかな?と振り返ってわかりました。
自分の推理というか読みに自信があってやってみたけど、反応悪くて売れなかった。

つまるところ商売って自分のことは置いといて…お客さんの気持ちをわかってるのかってことなんですね。

商売の鉄則を実践していると感じた凄い本

最後に、とても素晴らしいビジネス本を読んだので紹介します。
この本を読んだ時、すごく感心しました。
これから自分で商売やりたい人、いま上手くいっていない人で原因がわからない人は、読んだら参考になると思います。
何を売るのかというよりも、お客さんの気持ちをわかるために、これくらい努力してる人がいるのかと感心しました。著者は、まだ若いのにセンスの塊ですね。
商品の裏側にはこんなストーリーがあるのだなと。

目次