【集客UP】問い合わせしたくなるホームページに共通する7つの条件

吉村 典幸
株式会社吉村デザイン事務所 代表取締役
【この記事を書いた人】
WEB制作の業界歴25年のキャリアがあります。

【経験・実績】
◎東京の大手ISP、老舗WEB制作会社で勤務経験あります。
◎フリーランス・法人でWEB制作・デザイン事務所を22年経営してきました。
◎過去に制作したウェブサイトは200以上あります。
◎過去に手がけた仕事:NECスポーツ(NECレッドロケッツ、NECグリーンロケッツ)、キヤノンイーグルス、明治大学ラグビー部、JAPAN RUGBY SAKURA CLUB、ゲラン、佐藤製薬、ルイス・バジェ公式サイトなど大手から中小企業まで手広く請け負いました。
◎レンタルサーバーを100社以上に導入サポートしてきました。
◎情報メディアを運営して、SNSのフォロワーは2万人超えています。
◎WEBマーケティングに関する有料noteの販売実績が多数あります。
◎長年のキャリアの中で独自の成約させる手法(マネタイズ、問い合わせを増やす方法)を持っています。
◎絵を描くのが好きです。ただし下手(笑)

ホームページに問い合わせがあまり来ないのが悩み…
何が原因なんだろう?

あなたのホームページに問い合わせが来ないのには理由があります。
ユーザーが思わず「問い合わせしたい!」と感じるホームページには、共通して以下の7つの条件が満たされています。

  1. ターゲットにとって「問い合わせるメリット」が明確である
  2. 「信用できる」根拠が明確に示されている
  3. 問い合わせまでのステップで「不安を感じない」工夫がある
  4. デザインとユーザビリティ(使いやすさ)が優れている
  5. 個性や人柄が伝わり、共感を呼ぶ
  6. 顧客の疑問を先回りして解消している
  7. 問い合わせへの「導線」が完璧に設計されている

これらの要素を理解し、あなたのホームページに取り入れたり改善することで、問い合わせ数は劇的に変化します。

なお良い商品や良いサービスを提供していて、あなたの評判が悪くないことはもちろん前提の話です。

目次

問い合わせしたくなる7つの条件

なぜ、これらの7つの要素が問い合わせに繋がるカギとなるのでしょうか?
一つずつ詳しく解説していきます。

1. ターゲットにとって「問い合わせるメリット」が明確である

ホームページを訪れるユーザーは、何かしらの課題や欲求を抱えています。
彼らがあなたのサービスや商品に問い合わせるのは、その課題が解決される、あるいは欲求が満たされる明確なメリットがあると感じるからです。

  • 何を解決してくれるのかが曖昧
    あなたのサービスが具体的にどのような悩みを解決し、どんな未来をもたらすのかが伝わらないと、ユーザーは問い合わせる理由を見出せません。
  • 「自分ごと」になっていない
    ターゲットとなるユーザーが「これは私のための情報だ」と感じられないと、興味を持ってもらえません。
    専門用語ばかりで分かりにくい、抽象的な表現が多いなどもこれに該当します。
  • 価値が伝わらない
    単なる機能の説明だけでなく、「それを使うことで得られる価値」を明確に伝えられていないと、問い合わせるモチベーションが湧きません。

ホームページからベネフィットが表現されているか、チェックしてみましょう。
または問い合わせをしないことで得られない未来についても書いてあると、問い合わせがもらいやすくなります。

2. 「信用できる」根拠が明確に示されている

人は、信用できないものにはお金を払いません。
そして大切な情報(問い合わせ内容)を渡しません。
特に、高額なサービスや専門性の高い分野であればあるほど、その傾向は顕著になります。

  • 実績やお客様の声が不足
    具体的にどのような成果を上げてきたのか、実際に利用した人がどう感じているのかが分からないと、不安を感じてしまいます。
  • 専門性・権威性が低い
    誰がサービスを提供しているのか、その道の専門家なのか、資格や受賞歴など、信頼に足る情報が示されていないと、安心して相談できません。
  • 情報が古い・不足している
    会社概要や代表者の情報、事業内容などが不十分だったり、ブログなどの更新が止まっていたりすると、「ちゃんと活動しているのかな?」と不信感を抱かれます。

ブランディングされていないと、なかなか問い合わせまで至りませんので、細心の注意を払いましょう。

3. 問い合わせまでのステップで「不安を感じない」工夫がある

問い合わせの直前で、ユーザーが抱く小さな「不安」が、問い合わせ行動を妨げることが多々あります。

  • 問い合わせ方法が分かりにくい
    問い合わせフォームへの導線が不明確だったり、電話番号が小さく表示されていたりすると、ユーザーはストレスを感じて離脱します。
  • 個人情報入力への抵抗
    問い合わせフォームの項目が多すぎる、なぜこの情報が必要なのかが不明確、プライバシーポリシーが見つけにくいなど、個人情報入力への不安が残ると躊躇してしまいます。
  • その後の流れが見えない
    「問い合わせたら、すぐに電話がかかってくるの?」
    「返信はいつ頃?」
    「強引な営業はされない?」
    といった疑問が解消されていないと、一歩踏み出せません。

まだ会ったこともない人に対しては、人は疑り深くなるものです。

4. デザインとユーザビリティ(使いやすさ)が優れている

ホームページの見た目や使い勝手は、訪問者の第一印象を大きく左右し、信頼感や専門性にも直結します。

  • プロフェッショナルで信頼感のあるデザイン
    古い、安っぽい、ごちゃごちゃしたデザインは、サービスの質も低いと感じさせてしまいます。
    清潔感があり、ターゲット層に響くデザインは重要です。
  • 直感的な操作性(ユーザビリティ)
    どこに何の情報があるか、一目でわかるような分かりやすいメニュー構造。
    読みやすいテキストとレイアウト、そして速いページ表示速度は現代において必須です。
  • モバイルフレンドリー
    スマートフォンやタブレットからの閲覧時に、レイアウトが崩れず、操作しやすいことは現代では当たり前です。

人もウェブサイトも見た目で印象がかわります。
WEBデザインに対してもしっかり投資しましょう。

5. 個性や人柄が伝わり、共感を呼ぶ

特にBtoCサービスや、個人事業主・小規模ビジネスの場合、提供する人や企業の「個性」「想い」「人柄」が伝わることで、ユーザーはより親近感を抱き、問い合わせへと繋がりやすくなります。

  • 「中の人」が見える
    担当者の顔写真やプロフィール、メッセージなどがあることで、安心感や親近感が生まれます。
  • ストーリー性
    サービスや商品が生まれた背景、企業理念、解決したい社会課題など、共感を呼ぶストーリーを語ることで、単なる機能以上の価値を感じてもらえます。

まだ会ったことがない人とコミュニケーションを産む重要なポイントですね。

6. 顧客の疑問を先回りして解消している

ユーザーが問い合わせに至る前に抱くであろう疑問や不安を、あらかじめホームページ上で解決しておくことで、問い合わせへのハードルが下がります。

  • 網羅性の高いFAQ(よくある質問)
    料金、納期、対応エリア、サービス内容の詳細、キャンセル規定など、ユーザーが気になりそうなことを事前にQ&A形式でまとめておく。
  • 専門的な情報やノウハウの提供(ブログなど)
    サービスに関連するお役立ち情報や専門知識をブログなどで発信することで、ユーザーは「この会社は詳しい」「頼りになる」と感じ、信頼度が向上します。

あなたが考えている以上にユーザーは不安を感じているのです。

7. 問い合わせへの「導線」が完璧に設計されている

ユーザーが「問い合わせしたい」と思った瞬間に、迷わず次の行動に移れるよう、経路(導線)が最適化されていることが最も重要です。

  • CTA(Call to Action)の最適化
    問い合わせボタンがページ内の適切な位置に、目立つ色やサイズで配置されているか。
    「無料相談」「資料請求」「見積もり依頼」など、具体的に何を促すボタンなのかが明確か。
  • 入力フォームの最適化
    必要最低限の項目に絞り、入力の手間を減らす。
    プライバシーポリシーの明示や、送信後のメッセージでユーザーを安心させる工夫も必須です。
  • 複数の問い合わせ方法の提示
    電話、メールフォーム、LINE、チャットボットなど、ユーザーが使いやすいと感じる複数の選択肢を用意する。

わかりづらい…
面倒臭い…
そういう人が嫌う要素を潰していきましょう。

具体例

わかりやすいように事例を出します。

例えば、あなたが「腰痛」で悩んでいて、どこか良い整体院がないかと探している状況を想像してみてください。

メリット不明確の例

どの整体院も「腰痛治します!」としか書かれていない中で、「あなたの腰痛の根本原因を特定し、再発しない体へ導きます。
初回限定で〇〇%オフ!」と具体的にメリットを提示する院なら、興味を持つはずです。

信用不足の例

施術者の顔写真や経歴がなく、お客様の声も数件しかない整体院より

  • 「国家資格を持つ院長が施術」
  • 「施術実績〇〇人以上」
  • 「腰痛が劇的に改善したお客様の声が多数掲載」

といった情報があれば、安心して問い合わせたくなりますよね。

不安を感じる例

問い合わせフォームがやたら長く、問い合わせ後の流れが不明な院より

  • 「2分で入力完了」
  • 「無理な勧誘なし」
  • 「24時間以内に返信」

と書かれている院の方が、一歩踏み出しやすいでしょう。

デザイン・ユーザビリティの悪い例

スマートフォンで見たらレイアウトが崩れていたり、古いデザインの整体院のホームページより、見やすく洗練されたデザインでサクサク動くホームページの方が、信頼感が高まります。

個性・共感性のない例

ただサービス内容を羅列している院より、「院長自身の腰痛経験から生まれた施術」といったストーリーや「なぜ私が整体院をはじめたキッカケ」などのメッセージがあれば、共感を覚え問い合わせしたくなるはずです。

疑問解消不足の例

料金が不明確だったり、Q&Aが少ない院より

  • 初回料金と施術の流れを詳細に解説
  • 腰痛の原因とセルフケア方法のブログ

がある整体院の方が疑問が解消され、安心して問い合わせに繋がりやすいです。

導線不備の例

ページの最下部に小さな文字で電話番号だけが書かれている整体院より、どのページからも「無料相談はこちら」という目立つボタンがあり、LINEでの問い合わせも可能な整体院の方が、ユーザーは迷わず行動できます。

ホームページからの問い合わせを増やすために、私たちがユーザーの視点に立って徹底的に工夫すべき点なのです。

結論

ご覧いただいた通り、ホームページに問い合わせが来ない原因は、闇雲に「待つ」ことや「ただ作っただけ」では解決しません。

ターゲットが求めるメリットを明確にし
信頼できる根拠を示し
✅一切の不安を取り除き
✅使いやすく
✅感情に訴えかけ
✅疑問を解消し
✅スムーズな導線を敷く

この7つの条件をあなたのホームページに取り入れることで、あなたのホームページは「単なるウェブサイト」から見込み客を惹きつけ、ユーザーの行動を促す24時間働く強力な営業マンへと生まれ変わるでしょう。

私は25年もの間、数百ものホームページ制作に関わってきたからこそ、このように断言できます。

今こそ、あなたのホームページが、ターゲットにとって「問い合わせしたくなる」場所になっているか、これらの条件に照らし合わせて見直してみてください。

しっかり参考にしていただくと、かなり改善されるはずです。

WEBマーケティングを学ぶ

もし、このような問題を根本的に解決するには、WEBマーケティングの知識と経験が必須です。

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