WEB制作業界で25年働いてきました。
・東京の制作会社で3年
・フリーランスで22年
・法人化して1年
・ロリポップの利用歴は15年以上
・過去に制作したウェブサイトは200以上
・レンタルサーバーを企業に50件以上導入
プランをライトにすべきか検討中です……
ライトプランでwordpressを複数入れるどうなるの?
ライトプランにwordpressを複数入れと以前は表示が重たくなりましたが、いまはMySQLの数が増えたので複数入れても前ほど遅くなりません。
しかも2024年2月からライトプランはスペックアップしてMySQLが1つから50個へ増えましたので、以前のように1つのMySQLに複数のwordpressを接続して重くなることがなくなったのです。
MySQL1つに対しての負担が減りましたので、表示は軽くなりました。
以下の記事にも書きましたが、2024年2月にロリポップはスペックアップして、ライトプランのコスパがかなり高くなりました。
ライトプランのMySQLが増えた
以下の表の通り、他のプランに比べてあらゆる面でお得感がめっちゃ上がりました。
エコノミー | ライト | スタンダード | ハイスピード | |
---|---|---|---|---|
ディスク容量 | →120GB | 100GB→350GB | 200GB→ 450GB | 300GB → 500GB | 400GB
容量のうちファイル容量 として使用できる上限 | → 90GB | 70GB→ 300GB | 160GB → 400GB | 250GB →450GB (その後700GBまでUP) | 350GB
独自ドメイン | 50 | → 200 | 100 → 300 | 200 無制限 |
MySQL (データベース数) | – | → 50 | 1 → 100 | 50 無制限 |
特に大きいのがMySQLが1つから50個に増えたことです。
しかも月額たったの264円で。
独自ドメインが200個まで作れるので、いろいろ切り口のサイトを作れるのです。
いまの時代、SEOで上位表示させるには、サイトを特化させないと難しい。
WEB集客を本気で考えている人ならば、複数ドメインで複数WordPressが必須です。
とはいえ200個も作る人がいるのかって話ですが…
スペックアップするまでMySQLは1つだけでしたので、自社のホームページがあればOKという条件の方のみに仕方なく推薦していました。
スペックアップした今、「オウンドメディアで集客したい」「いろんなキーワードでGoogle検索で上位表示を目指してる」「ブログで収益化したい」みたいな野心的な方にも、ライトプランから試してみては?とご提案できるようになりました。
また最近、GoogleのコアアップデートでサブディレクトリでのSEO上位表示の手法が通用しなくなっているのです。
いままで一つのドメインのサブディレクトリでwordpressサイトを複数運用していた方は、新規ドメインで心機一転やりなおせば、落ちてしまった検索結果を再び取り戻すことができるかも知れませんね。
ライトプランのスピードについて
でも、ライトプランって安いから遅いんでしょ?
遅くはありません。
ロリポップの会社公式サイトでは以下のようなデータを提示しています。
ロリポップと他社のサーバーにテスト用のWordPressサイトを設置し、レスポンスタイムを計測したものです。ロリポップのプランは、他社の同価格帯プランに比べ、どの時間帯においても平均して高い速さと安定性を維持しています。
実際に私の顧客の中でライトプランを使用されている方が何名もいらっしゃいますが、遅くて不満という声を聞いたことがありません。
中には5つのwordpressを入れて運用している方もいらっしゃいますが、
そんなにアクセスが一度に集中することは稀だから問題ないね。
めちゃくちゃ早いとは思わないけど、遅いとも感じないからwordpress運用する上で不満はないよ。
そんなに沢山アクセスがあるわけじゃないからさ。
と言っていました。
一般的に、たくさんのPVを必要とするのは、ニュースサイトやトレンドブログなどです。
そもそも月間10万PV以上あるような人気ブログでもない限り、ライトプランのスペックがあれば十分なのです。
ライトプランと競合他社と速さを比べてみた
上記の話だと、噂話の域を出ないので、「ぶっちゃけ本当に速いのかよ?」という疑問を晴らすために、当社にて比較実験してみました。
競合他社と比較テストして数値をとってみました。
Googleが提供するサイトスピードの計測ツールPageSpeed Insightsで調査。
比較対象は、hetemlとシンレンタルサーバーです。
ロリポップ!ライトプランで計測
- パフォーマンス:100
- ユーザー補助:100
- おすすめの方法:100
- SEO:92
- First Contentful Paint 0.6 秒
- Largest Contentful Paint 0.7 秒
- Total Blocking Time 0 ミリ秒
- Cumulative Layout Shift 0
- Speed Index 0.8 秒
計測結果を比較
ロリポップ単体だとわかりずらいので競合他社と比較して把握しやすくしました。
ロリポップ!ライトプラン | シンレンタルサーバー | heteml | |
月額費用 | 264円 | 770円 | 1,100円 |
---|---|---|---|
パフォーマンス | 100 | 100 | 99 |
ユーザー補助 | 100 | 100 | 100 |
おすすめの方法 | 100 | 100 | 100 |
SEO | 92 | 92 | 92 |
First Contentful Paint | 0.6 秒 | 0.5 秒 | 0.6 秒 |
Largest Contentful Paint | 0.7 秒 | 0.6 秒 | 0.6 秒 |
Total Blocking Time | 0 ミリ秒 | 0 ミリ秒 | 0 ミリ秒 |
Cumulative Layout Shift | 0 | 0 | 0 |
Speed Index | 0.8 秒 | 0.6 秒 | 0.9 秒 |
アクセスが集中していない条件下とはいえ、同じ条件で比較した場合、値段が高い競合他社とほぼ遜色ありませんでした。
コスパの高さを考えたら素晴らしい結果と言えます。
これならば、ぜひ利用してみたい。
なんといっても月額264円は魅力。
例えば、自営業者でレストランのお店のホームページだけという条件ならば、ロリポップのライトプランで全然OKだと思います。
わかりやすく言うと、月264円の投資で自分のお店を宣伝してくれるワードプレスサイトとメルマガが持てるということです。
1ヶ月にコンビニのサンドイッチひとつ程度の投資です。
ライトプランの値段について
競合他社の類似プランと比較すると、このような差があります。
他社を引き離すお得感がありました。
ロリポップ | A社 | B社 | |
月額料金(36ヶ月契約) | 264円 | 128円 | 330円 |
ディスク容量 | 350GB | 100GB | 100GB |
独自ドメイン | 200 | 20 | 1 |
MySQL (データベース数) | 50 | なし | 無制限 |
コンビニの肉まん2個の値段で、高性能サーバーを借りられます笑
まとめ
というわけで、ロリポップのライトプランで複数のwordpressは使えるのか?についての疑問にお答えしました。
ネット上には古い情報が残っていますので、2024年10月時点のこの情報を参考にしていただければと思います。
スペックアップしてMySQLの数が増えた今のライトプランは、コスパと満足度がものすごく高くなったので始めやすいです。
これからはWordPressの表示が遅くなる問題も心配ありませんね。
ライトプランは安くて良いプランではあるけど、長い目でみるとハイスピードプランの方がお得です。
その理由について以下のページで解説しました。
ロリポップのプラン選びでお悩みの方は、ぜひお読みください。
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本日は「馬車馬レンタルサーバーえらび」の吉村が担当いたしました。
ロリポップで1番おすすめのハイスピードプランを紹介したレビュー記事です。
ロリポップの他のプランとの比較、競合他社との比較もしています。
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