WEB制作業界で25年働いてきました。
・東京の制作会社で3年
・フリーランスで22年
・法人化して1年
・ロリポップの利用歴は15年以上
・過去に制作したウェブサイトは200以上
・レンタルサーバーを企業に50件以上導入
これからレンタルサーバーを借りる予定だけど、ロリポップとエックスサーバー、どちらを選ぶべきだろう?
馬車馬レンタルサーバーえらびの吉村です。
WEB制作で25年、ロリポップ利用歴が20年。
サーバー選びのお手伝いをします。
一度レンタルサーバーと契約すると、あとで引越しするのは面倒。
失敗のないサーバー選びのお手伝いをいたしますので、最後までしっかりお読みください。
まず最初に実際にあった経験談を紹介します。
アフィリエイトで長年に渡り月平均50万円以上稼いでいた凄腕ライターのKさん。
長年エックスサーバーを使っていて、表示速度にとても満足していました。
しかし、2023年10月のGoogleコアアップデートで検索結果が大幅に下落。
月に数十万稼いでいた収入が激減し、わずか月3万円ほどに。
いままでエックスサーバーで満足していましたが「月1,000円程度の負担が今は重く感じて少しでも安いサーバーに乗り換えたい」とのことで、ロリポップに乗り換えたいけど面倒くさいと悩んでいました。
世の中には同じような人がいるようで、SNSでこのような投稿も見かけました。
来年1月末が、エックスサーバーの更新日🥺
— すーまん𝕏 (@2525suman) November 3, 2020
たった月1000円という金額が
じわじわとボディーブローのように効いています😔
これを機に、なるべく同じ条件で
かつ安いロリポップに行こうと思う😎
なんせ3年契約で、月500円ですから😎#サーバー
この話を聞いた時、レンタルサーバー選びは事前にしっかりしておかないと後で大変になるなと感じました。
良い時だけを想定するのじゃなく、悪いことが起きた時の想定が大事だなと。
なぜロリポップかエックスサーバーなのか?
出典:hostadvice
日本国内のレンタルサーバーのシェアは、1位がXサーバー、2位がロリポップ、3位がさくらインターネットになっています。
今、レンタルサーバーは安価で高速化や高性能が当たり前の時代で月額1,000円あれば、かなり良いサーバーを借りられます。
最近はワードプレスの簡単引っ越し、ワードプレスかんたんインストールみたいな超便利なツールでさえも、あって当たり前なんです。
ただし、激安とか安さが売りのサーバーもたくさんありますけど、使ってみたら性能が悪くて最悪!となるのは避けたい。
激安だけど無名のサーバーって、本当に大丈夫なのか、信用できるのか不安です。
経験的に中には良いものもありますけど、あまりに料金が安いと現実的に良質なサービスを維持ができなくなります。
そんな不安を抱えたまま、サービスを利用するのは精神衛生上良くないですよね。
私自身の経験ですが、かなり昔に安いというだけで借りた激安レンタルサーバーは、表示が遅かったり、PHPやMySQLが使えないなど最悪でした。
結局、他のレンタルサーバー(ロリポップ)に乗り換えたら、あらゆる面で快適でした。
この時、激安レンタルサーバーは安かろう悪かろうと身をもって知りました。
そうなってくると、サーバーを選ぶポイントは、知名度と長年の実績。
それと使える機能が揃っていて、なおかつ安くて実用的なサーバーを選びたい。
特にユーザー数が多いかどうかもサーバーを選ぶ大事なポイント。
なぜならユーザー数がたくさんいると、ネット上にトラブルシューティング事例がたくさん紹介されているので、ネット検索で答えが見つかりやすいのです。
電話サポートで待ち時間が長くなると、イライラしちゃう💢
これらのレンタルサーバーを選ぶポイントを考慮し、数ある格安レンタルサーバーの中から、ロリポップかエックスサーバーの2社に選択肢は限られてきます。
それぞれの機能やスペック、料金、口コミ、メリットとデメリットについて解説していきます。
そっか!サポートを使わなくてもネット検索でトラブルが解決することもあるのか…
機能・スペックを比較
両社の機能やサービス、スペックを主要プランで比較してみました。
捕捉資料です。
NVMe SSDとSSDの違いは、主に接続規格とパフォーマンスです。NVMe SSDはPCIe接続規格を採用しており、SATA SSDよりも高い帯域幅と低いレイテンシを実現しています。そのため、理論上のデータ転送速度は40Gbpsまで対応しており、SATA接続のSSDよりも高速で、大容量のデータ処理が可能です。また、NVMe SSDは小型で、さまざまなシステムで効率やパフォーマンス、相互運用性が向上しています。
GoogleのSearch Labs | AIより
NGINXは、急速に需要を伸ばしているWebサーバーソフトの1つで、並列処理をはじめとする高速・高性能な処理が魅力のソフトウェアです。
参照:東京エレクトロンデバイスより https://cn.teldevice.co.jp/column/38275/
ロリポップの方が、ディスク容量はかなり大きい。
エックスサーバーは、NVMe SSDと高価で高性能なNGINXを使用し高速化に力を入れています。1台あたり2千万円を超える最新の商用サーバー機器を採用しています。
すぐに表示されると読者にイラつかれなくていいよね…
料金を比較
サーバー会社 | ロリポップ! | エックスサーバー |
プラン | ハイスピード | スタンダード |
初期費用 | 0円 | 0円 |
月額(3ヶ月契約) | 1,320円 | 1,320円 |
月額(6ヶ月契約) | 1,210円 | 1,210円 |
月額(12ヶ月契約) | 990円 | 1,100円 |
月額(24ヶ月契約) | 935円 | 1,045円 |
月額(36ヶ月契約) | 550円 | 990円 |
36ヶ月契約になるとロリポップが大幅に割安になることがわかりました。
キャンペーンは初回の契約だけ有効なので、その後も使うことを前提に、割引は考慮していない金額です。
たばこ一箱500円超える時代、サーバーが月550円か…安っ!
両社の口コミ
ロリポップの口コミ
実際に私も利用していますが、迷惑メールのフィルタは、たしかに効かないですね。
私はGmailへ転送してフィルタリングしています。
改善されるまで、そういう工夫が必要かと思います。
エックスサーバーの口コミ
迷惑メール対策については、両社とも評価が低いようです。
ロリポップ、エックスサーバーともにカスタマーサポートへの不満の口コミが多かったのです。
当事者じゃなければ良否の判断は難しいですが、個人的な経験的では両社ともに好印象のサポートを受けました。
口コミ対決は引き分けか…
両社のメリットとデメリット
ロリポップのメリット・デメリット
メリットは、上記の価格比較からわかるように、36ヶ月で契約した場合、月額550円という圧倒的な安さとコスパにあります。
エックスサーバーだと月額990円なので、ここが最大のメリットですね。
デメリットは、表示速度での世間的な評価がエックスサーバーの方が速いという評判が多くみられます。
ただし、ロリポップのハイスピードプランも十分速いです。
エックスサーバーのメリット・デメリット
メリットは、速さと安定性。
超高速環境「KUSANAGI」という技術を導入したり、革新的性能を誇る高価なNVMeを採用していることが、その証と言えるでしょう。
ちなみにKUSANAGIはWordPressを高速化するものです。
元SMAPの草彅とは関係ありません。
デメリットは、ロリポップと36ヶ月で契約した場合で比較した場合、値段が高いというところ。
ただし、36ヶ月未満の契約だと、それほど値段の差はないので、どの契約期間を選択するかがポイントとなるでしょう。
このご時世、値段のことを考えて比べてみたらロリポップかしら…
まとめ
両社ともに良心的な価格かつ高性能の格安レンタルサーバーだと言えます。まさに龍と虎のような関係です。
できるだけ公平に比較してみました。
速度で選ぶなら少し高いけどエックスサーバー
値段とコスパで選ぶならロリポップ!
両社とも10日間の無料お試し期間がありますので、まずは体験してみてはいかがでしょうか?
ロリポップに決めたけどプランにしようかな?と迷っている方は、以下の記事を読むと一発で解決します。
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弊社とお取引いただいているお客様には、サーバー導入のサポートを無料でいたします。
不安のある方は、いつでもご相談ください。
使い方がわからないなど、悩みを抱え込まないでください。
お客様が何時間かけても解決できないことも、相談を受けたら一瞬で解決した事例などたくさんあります。
あなたのサーバー選びの参考にしていただければ幸いです。
本日は「馬車馬レンタルサーバーえらび」の吉村が担当いたしました。
ロリポップで1番おすすめのハイスピードプランを紹介したレビュー記事です。
ロリポップの他のプランとの比較、競合他社との比較もしています。
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