canonical(カノニカル)タグはSEO対策で有効な方法か?

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長くブログをやっていくと、同じような記事が増えていきますが、
どういつサイト内で記事同士が食いあってしまい、検索結果の順位を落とす原因となります。簡単に解決する方法を紹介します。

重複した内容の記事が同じサイト内にあると、どちらを上位に表示すべきかの評価が分散してしまい、検索結果が下がってしまいます。
これを解決するのが、canonical(カノニカル)タグです。
これは類似するコンテンツが複数ある場合、URLの正規化設定を行うHTMLのタグです。
headタグ内で設定します。

自分のブログに同じような記事があるのは知ってたんだけど、ちょっと面倒臭くてやっていませんでした。

ワードプレスのプラグインを使うと、簡単に設定できますよ。

目次

実績

この1ヶ月で徹底検証してみました。
最近の実績では2013年10月のGoogleコアアップデートで検索結果を落としてしまったサイトに施したところ、またたく間に検索結果が上がりました。

具体的には、いろいろな記事で30位以下の圏外から1ページ目5位以内に上げることができましたので、そもそもの記事の品質さえ良ければ効果絶大です。

この前のGoogleアップデートで順位が落としたから、やってみようかな?
簡単にやる方法ないかな……

プラグイン(SEO SIMPLE PACK)で一発解決

手順は超簡単です。

①ワードプレスのプラグインSEO SIMPLE PACKを新規追加して有効にします。

②重複している記事で、検索結果で表示させたい(優先する方の)記事のURLをコピーします。

③重複している記事の、優先しない方の記事を編集します。
ページ下部に表示される「SEO SIMPLE PACK設定」のこのページの”canonical” URLに②のURLをコピーします。

たったこれだけで、headタグにcanonicalタグを自動生成してくれます。

せっかく書いた記事なんで、苦労が水の泡だと思うと寂しいね。

記事に対する思い入れで、どっちの記事も両立させたい気持ちはわかりますが、Googleというか読者視点に立ってみると「似たような記事をいちいち全部読んでられるか」ということなんです。

さいごに

似たような記事はどれか一つに評価を集中させてあげる、それがcanonicalです。
やることは地味ですが、効果は実証されています。

頑張って書いた記事の評価が分散されるなんて、もったいないね。だったら1つの記事だけに的を絞って評価を集中させよう。

簡単に効果を上げられるので、やるか、やらないか?だけです。
ライバルサイトがやっていないことを地道に積み重ねていけば、自ずと結果が出せます。

記事の品質が良いということが、検索結果を上げる前提となります。

Googleがアップデートを重ねるたびに、どんなに良質なサイトであったとしてもSEO対策をしても無駄な努力になってしまうことが増えてきました。
オーガニック検索だけに依存することは、とても危険になってきました。
今後はジャンル名キーワードなど関連キーワードは、いろいろな分野で上位表示が難しくなるのではないかと思っています。

その中で有効な手法や考え方は何なのか?ということは見極めていこうと思います。

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